2015 ワールドミュージック・フェスタ in 日本橋

〜人々の共生と子どもたちの未来にむけて〜

※東京都連城東支部協力行事

「2015ワールドミュージック・フェスタin日本橋」成功する

 9月25日都内・日本橋公会堂で、「2015ワールドミュージック・フェスタin日本橋」が開かれた。昨年、東日本大震災復興支援コンサートを行い好評を博したが、今回も地域の人々の要望をもとに企画が実現。「人々の共生と子どもたちの未来にむけて」を全体テーマに開催され、町会など諸団体の応援も受け400名の参加者が心を一つに明るい未来をめざすことを誓い合う場となった。
 コンサート第一部で、“横田めぐみさんの一刻も早い帰国を願って!”をサブテーマに、横田滋・早紀江ご夫妻を特別ゲストに迎え、スピーチをいただいた。さらに、めぐみさんと同級生だったヴァイオリニスト吉田直矢氏の情熱あふれる演奏も行われた。
 第二部では、“子どもの未来と音楽の力で豊な創造性を!”をサブテーマに吉田直矢氏が若き日にめぐみさんの弟さんと一緒にヴァイオリンを学んだスズキ・メソードの子どもたちによるヴァイオリン合奏が行われた。
 第三部では“教育の機会均等、子どもの貧困解消を願って!”をサブテーマに山口蘭子さんの情感あふれるシャンソンと桑山哲也氏のアコーディオンが、一瞬にしてパリの街角にいざなってくれた。
 最後に、めぐみさんに声が届くように「ふるさと」の合唱が参加者全員で行われ、万感の思いが会場にみなぎった。
 会場ロビーでは渡辺勝正先生(杉原千畝研究第一人者)・土光洋子(土光敏夫氏一族)画伯の書籍販売コーナー、山口蘭子氏・吉田直矢氏・桑山哲也氏のCD販売コーナーも設けられ、参加者の注目を引いた。
 実施に先立ち、催し案内が東京新聞・週刊新潮に掲載され、話題を呼んだ。コンサート当日は、朝日新聞社・読売新聞社・共同通信社・山口新聞・新潟日報社・スズキメソード季刊誌編集部・あさがおの会広報部・日本テレビなどの報道陣が参集。コンサートの全体取材と終演後のぶらさがり記者会見が行なわれ、開催直後に朝日新聞・読売新聞・山口新聞・新潟日報等で報道された。
 実行委員会・スタッフ一同、創り上げる楽しみを味わいながら、応援者・出演者・参加者の共感を得て、心にのこるコンサートを開くことができた。本行事での日本ユーラシア協会城東支部・ユーラスツアーズ支部の支援も大なるものがあった。記して謝したい。
 街を歩くと、早くも来年のコンサートを心待ちにしていると声がかかり、地域の恒例行事になりつつある。例年、人々のニーズに応える活動を展開しつつ、友好運動に取り組むことは地域支部ならでは強みであろう。さらに地域の声を糧として、幅広い層の関心に応えていきたい。
(主催:ワールドミュージック・フェスタ実行委員会)

2015ワールドミュージック・フェスタin日本橋
2015ワールドミュージック・フェスタin日本橋
※都連城東支部協力行事

→チラシPDF


日時:9月25日(金)18時半開演、18時開場

会場:
中央区立日本橋公会堂大ホール
(中央区日本橋蛎殻町1丁目31番1号  4階)

チケット: 一般4,800円、
      小人2,200円(小・中学生以下)

★チケット申込み
(@希望枚数、A氏名、B電話番号、Cメアド、Dチケット送付先住所、E協会会員の方は所属、F本イベントを知ったきっかけ)をご記入のうえ、

ksdpolyglot@yahoo.co.jp まで



第1部
横田めぐみさんの一刻も早い帰国を願って!

【出演】吉田直矢(ヴァイオリン/横田めぐみさんの中学時代同級生)、 河崎恵(ピアノ)
【特別ゲスト】横田滋・早紀江ご夫妻
【予定曲目】ジョニーがいなくて、「四季」より夏、チキリン デ バチン、リベルタンゴ、カルメン幻想曲、コスモスのように(作詞:横田早紀江) 

第2部
子どもの未来と音楽の力で豊かな創造性を!

【出演】スズキ・メソードの子どもたち(ヴァイオリン合奏)
【挨拶】木村眞一<公益社団法人才能教育研究会(スズキ・メソード)業務執行理事>
【予定曲目】ユーモレスク、きらきら星変奏曲ほか

第3部
教育の機会均等、子どもの貧困解消を願って!

【出演】山口蘭子(ヴォーカル)、桑山哲也(アコーディオン)、トッツィー戸塚(ピアノ)、今関和彦(ドラム)、竹内秀夫(ベース)
【予定曲目】(演奏)パリの空の下セーヌは流れる、(歌)さくらんぼの実る頃、歌い続けて、夏蜜柑の花〜お母さんありがとう〜、愛の讃歌


2015ワールドミュージック・フェスタin日本橋



吉田 直矢  Naoya Yoshida
5歳より、スズキメソードでヴァイオリンを始める。  東京都立芸術高等学校、桐朋学園大学を卒業し、パリ・エコール・ノルマルに留学。(故)セルジュ・ブラン氏(元パリオペラ座ソロコンサートマスター)に師事。  留学中、パリで開催された第65回レオポルド・ベランコンクール第1位、第10回バッハ国際コンクールで最優秀賞を受賞。  帰国後、ヴァイオリンとギターを中心のインストROCKバンド<ROSE>結成。  1996年アルバム『ROSE I』(ドラマ「29歳のクリスマス」挿入曲収録)をアンティノスレコードよりリリース。その後解散。  1999年7月東京オペラシティにてソロ・コンサート「VIOLIN DE NIGHT」シリーズ開始し、その後28回開催。  2001年アルバム『VIOLIN DE NIGHT』をリリース。  2003年ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションによるアコースティック・パッション・オーケストラ、〈吉田直矢・APO〉を結成。2004年より247music del Gesuレーベルより、『Carmen』『short piece』『La Traviata』『The APO EXPERIENCE - short pieceU-』の各CDをリリース。2010年には名古屋国際会議所で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開会レセプションでは4代目江戸家猫八氏と共演。2013年 長嶋茂雄氏の国民栄誉賞受賞祝賀会に出演。又、新潟市立寄居中学校では横田めぐみさんと同級生でもあり、「あさがおの会」が制作した短編映画「『ただいま』の声を聞くために」にも出演。めぐみさん救出に向けたチャリティーコンサートも手掛けている。

吉田直矢オフィシャルウェブサイト http://www.naoyayoshida.net/  


横田めぐみさんの一刻も早い帰国を願って!
当時わずか13歳だった横田めぐみさんが、11月15日に北朝鮮に拉致されてしまってから38年という、信じがたい月日が経とうとしています。 めぐみさんは、その後、ただの1度もご家族と会えないまま、今年51歳になってしまいます。当時、僕はめぐみさんと同級生で、同じ通学路で通っていました。 めぐみさんのご両親は、38年間も、めぐみさんの安否さえ分からないという大きな不安を抱えながら今になっても、訴えを続けなくてはいけない生活を余義なくされています。今年こそ、今年こそと希望を持ち、期待しながら、結局期待は裏切られ続けて、月日だけがどんどん経って行ってしまいます。 本当に時間がなくなってしまった今、頼りになるのは、皆さん、お1人お1人のお気持ちと、拉致問題解決に向けた強い世論喚起だと思うばかりです。 今日は音楽と、あさがおの会さんが制作された映像のコラボレーションで、改めてめぐみさん、そして横田さんご家族のお気持ちを共に出来るような機会にさせて頂きたいと思います。


スズキ・メソードのご紹介
スズキ・メソード銀座教室  http://suzuki-ginza.com/  


子どもの未来と音楽の力で豊かな創造を!
赤ちゃんが、お父さんやお母さんの話す言葉を毎日繰り返し聞いているうちに、いつのまにか自然に覚えて、話せるようになっていることに!これがスズキ・メソードの創始者 鈴木鎮一の、耳から育てる「母語教育法」の基となりました。この教育法は世界46ヵ国に広がり、音楽だけでなくいろいろな分野に生かされています。一つ、二つ、三つ、・・・“つ”のつく時期の子どもの脳は柔らかく何でも吸収していきます。人格や個性もほとんどこの時期に確立します。ですから乳幼児期の子どもは良い環境の中で育てることを、一番に考えましょう。生まれたときから芸術的にすばらしい音楽を、たくさん聴くことをスズキ・メソードでは大切にし、半世紀以上にわたって親とともに取り組んできました。幼いころから常に良い演奏を聴き、繰り返し練習することで、自然と楽器に親しみ、やがて誰もが弾けるようになります。創始者 鈴木鎮一の「母語教育法」は、子どもたちの集中力と記憶力を育みます。親と子と先生で取り組むこの教育法は、愛と絆を育てます2010年6月、幼児から大人までの皆様を対象に、バイオリンとチェロのスズキ・メソード銀座教室を、東京のどこからでも容易にアクセス出来る、関東の中心地 (東京都・中央区・銀座)に開校しました。子どもたちの日頃の練習の成果を体験いただきたいと存じます。


山口 蘭子 Ranko Yamguchi
早稲田大学フランス文学科卒業。NHKオーディション合格。シャンソンを芦野宏氏に師事。パリ祭出演。日本コロムビアよりデビュー。 国際放送、FMなど多数出演。ラテンの名門“有馬徹とノーチェ・クバーナ”専属歌手を経て、メキシコのマリアッチ“ドスミル”、コンチネンタル・タンゴのマランド楽団、アルゼンチン・タンゴのドミンゴ・モーレス楽団、マルコーニ楽団など世界の一流楽団とのCD多数。2004年英国BBC放送にアルゼンチン・タンゴの現代に活躍する歌手として選ばれ、インタビューを受ける。明治大学マンドリン倶楽部の客演として全国公演でも活躍。また作詞・訳詞も手がけ、2009年オリジナルアルバム「愛のタンゴ」を、2012年シャンソン2枚組CD「愛の道」を日本コロムビアより発売。2014年オリジナルシングル「ステージ」を日本クラウンよりリリース。「愛のタンゴ」「ステージ」「愛のかげろう」「夏蜜柑の花〜お母さんありがとう〜」など有線・第一興商カラオケ配信。2015〜2016年アルゼンチン・タンゴコンサートに菅原洋一氏、西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ、チコス・デ・パンパらと出演。ホームページ http://www.yamaguchiranko.com/  


教育の機会均等と子どもの貧困解消をめざして!
2012年10月、教育を受ける権利を願ったパキスタンの少女マララ・ユスフザイさんが武装集団に銃撃され、瀕死の重傷を負うも奇跡的に一命をとりとめました。2014年ノーベル平和賞を受賞。国連での素晴らしいスピーチは記憶に新しいところです。現在、多くの子どもたちが教育の機会を渇望しています。世界各地のストリートチルドレンや難民の子どもたちの報道も絶えません。また、日本の「子どもの貧困問題」にも衝撃を感じます。どの子も等しく教育を受ける条件をつくっていけるよう、皆様と力を合わせていきたいと願っております。


小浦 瞭子 Ryoko Oura
北海道小樽市生まれ。麹町女子学園卒業。音楽サロンプロデューサー。自主企画のサロンコンサートを数多く手掛ける。その音楽ジャンルは広く、クラッシック、ジャズ、邦楽、民族音楽(モンゴル、トルコ、オーストラリア他)と多様である。司会、朗読、歌手とマルチに活動中。土光洋子さんの「あこがれのイスタンブール77日の絵日記」の出版プロデュースも行う。


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